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コルモノイについて

サーフェイシング材の世界的ブランド、コルモノイの高い品質をお試しください。

コルモノイのサーフェイシング材料はパウダー・ロッド棒・ワイヤーで提供。またフラックスなど溶接補助剤も提供しています。溶射・肉盛溶接に伝統と実績でお客様より高い評価を頂いております。

コルモノイ・サーフェイシング材料の概要

コルモノイはニッケル・クロム・ボロンをベースとした合金で、別名を自溶性合金といいます。コルモノイの特徴として、フュージング(再溶融、図1)による表面の緻密化とコルモノイの売りである非常に硬いホウ化クリスタルが生成され(図2)、表面に分散することで高密度・高強度・高耐食をハイレベルな品質で実現しています。進和ではコルモノイ溶射に使われる材料として、JIS4種相当材であるColmonoy 69SM等、数多くのパウダー・溶射棒を用意しております。またカスタムロッド・他社同等品もご提供させて頂いております。サンプル評価のご要望など、まずはお気軽にお問い合わせください。

図2 コルモノイの溶射被膜で生成するホウ化クロムのクリスタル

コルモノイ溶射とは

一度吹きつけた溶融金属層を再溶融し、緻密化、強い剥離強度を実現するものです。(Ni系自溶性合金)

溶射粒子衝突模式図 溶射ガンで金属粒子を溶かしながら表面に吹き付ける

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フュージング(再溶融)の様子 フュージングトーチで表面に吹きつけた材料を加熱し、再溶融する

溶射目的 フュージングにより空孔が埋まり、緻密な表面層を形成!

供給形態

代表的材料形態としてパウダー(フレーム溶射用・PTA用・HV用・レーザー用)・ロッド棒・ワイヤーなどを提供しております。
ご要望のパウダー粒度やロッドサイズなど、
お客様の要望に合わせたご提案もさせていただいております。

さまざまな材料形態

コルモノイプレミアムサーフェシング材料

コルモノイ88はタングステンを合金として配合しているため、溶射後も均一な層を形成することができます。
パウダーWC混合粉末とは違いも不均一化の恐れがなく、均一な硬さと耐食性すぐれた高品質な溶射を実現します。

WC混合粉末

コルモノイ88

コルモノイ88成分


図 WC混合粉末とコルモノイ88の溶射断面比較

この材料は北米では着実に実績を挙げており、耐摩耗性・耐腐食性だけでなく特に高温耐摩耗性にも優れることから、ボイラー・ゴミ焼却施設でも注目されている材料です。


適用例1 インコネルチューブへの溶射

適用例2 スーパーヒーターサイドプレート

適用例3 ボイラーパネルへの溶射

溶射材コルモノイ88、t0.8mm コルモノイ88の強み 高温酸化に強い

北米の試験ではこのコルモノイ88のボイラーパネルへの溶射被膜は5年持つと推定され、すでに採用された実際のボイラーパネルの溶射で数年の実績を重ねています。

その他サーフェシング材料と溶射補助剤

WCC社ではコバルトベースの材料も開発しており、高温耐食において同等の合金もウォーレックス(Wallex)という商品名でお取り扱いしております。

ウォーレックスのバルブ肉盛例


また、肉盛用フラックスや流れ防止材など、溶射に関する知見から最適な溶射方法をご提案し、工程変更によるコストダウンの方法などをご提案させていただき、お客様より好評をいただいております。

グリーンストップオフ

流れ防止材の適用例・溶射の最適化事例