コーポレートガバナンス
企業経営における健全性を
確保するための
仕組みづくり

コーポレートガバナンス(企業統治)に関する当社の考え
当社では、以下の目的に向けて、コーポレートガバナンスの充実に取り組んでいます。
- 経営の諸問題に対する「透明性」「公正性」「機動性」の確保
- 経営環境の変化に迅速かつ効率的に対応できる経営体制の確立
- 各ステークホルダーとの円滑な関係の構築を通じた企業価値の継続的向上
監査法人および内部監査体制について
外部監査としては、有限責任監査法人トーマツと監査契約を締結し、会計監査及び内部統制監査を独立の立場から実施し、適宜、会計面のアドバイスを受けております。
内部監査体制につきましては、内部監査室が、各部門の業務執行、コンプライアンスの状況等について監査を実施し、その結果を定期的に取締役会および監査等委員会に報告し内部統制の評価等を行なっております。
コーポレートガバナンス体制

取締役会
取締役会は、取締役、社外取締役、監査等委員で構成され、取締役社長を議長として、経営の基本方針等の最重要事項に関する意思決定および業務執行の監督を担っております。
また、当社は、経営の意思決定および監督機能と業務執行機能を分離することにより、業務執行の責任と権限を明確にし、経営の機動性を高めることを目的として、2015年11月に導入した雇用継続型の執行役員制度に加えて、2020年11月に職務委嘱型の役付執行役員制度を導入いたしました。
監査等委員会
監査等委員会は、監査等委員(社外取締役を含む)で構成され、監査等委員会の定める監査等委員会監査等基準に従い取締役の職務執行状況についての監査を行うとともに監督を行っております。また、監査等委員会は、取締役および使用人からの情報収集をはかるとともに意見交換を行っております。また、会計監査人や内部監査室とも綿密な連携を取り、情報の共有化を図るなど経営の監視に努めることとしております。
指名・報酬諮問委員会
取締役会の任意の諮問機関として、取締役および監査等委員で構成される指名・報酬諮問委員会を設置しております。指名・報酬諮問委員会は取締役および執行役員の指名および報酬の決定に関する手続において、独立社外取締役の関与・助言の機会を適切に確保し、取締役会における意思決定プロセスの公正性、客観性および透明性を向上させ、コーポレートガバナンス体制を一層充実させることを目的としております。取締役および執行役員の選任・解任に関する事項、代表取締役および役付取締役の選定・解職に関する事項、取締役の後継者計画、育成に関する事項、取締役および執行役員の報酬に関する事項、その他、取締役会が指名・報酬諮問委員会に諮問した事項について取締役会の諮問に応じて審議し、取締役会へ答申します。
リスクマネジメント体制について
コンプライアンス違反は社会的信用を失墜させるもっとも重要なリスクのひとつと捉え、コンプライアンス規程を制定しています。
グループ全体の法令遵守とリスクマネジメント活動を推進する組織として、内部統制委員会を設置。情報セキュリティ、環境、安全衛生防災、為替変動、安全保障貿易、製品・サービスの品質といった個別のリスクに対しては、情報セキュリティ委員会などの関連委員会および各部門・関係会社が、リスクの把握と低減、緊急時に迅速に対応できる体制を整えています。
グループ全体への教育・浸透を進めるとともに、内部通報窓口を設置し、運用しています。
コーポレートガバナンスに関する報告書
